出荷基準・着荷基準・検収基準

定義:売上を「いつ計上するか」の基準。使い所:契約条項に従い、売上計上のタイミング(出荷時/到着時/検収完了時)を決めます。

整理(出荷/着荷/検収)
基準売上計上のタイミング(目安)
出荷基準売手が出荷した時点
着荷基準買手に到着した時点
検収基準買手が検収し、引渡しが完了した時点

ポイント:同じ取引でも「契約でいつ引き渡したとみなすか」で売上計上が変わります。問題文の「出荷日」「到着日」「検収日」がズレているときは、この用語を使って判断します。

判断のコツ・見分け方

  • 問題文に複数の日付が並んでいたら、まず契約条件がどの基準かを探します。
  • 「検収後に売上計上する」と書かれていれば、出荷日が先でも検収基準を優先します。
  • 月末またぎや期末またぎの問題では、どの日付が当期に入るかで売上時期が決まるため、日付整理が最優先です。

似ている論点との区別

  • 出荷基準・着荷基準・検収基準は売上計上タイミングの違いで、返品値引は計上後の修正論点です。
  • 収益認識総論が大枠のルールで、このページはその中の「いつ計上するか」の典型比較です。
  • 契約資産・契約負債は請求や入金との差から生じる残高で、こちらは売上認識日そのものを決める基準です。

FAQ

Q. 問題文に基準名が書かれていないときはどうしますか。
引渡し完了をどの時点とみなす記述かを読み、出荷・到着・検収のどれに近いかで判断します。

Q. 期末をまたぐときに一番注意する点は何ですか。
売上計上日が当期か翌期かを日付で確定することです。請求日だけで決めないようにします。

関連:収益認識(可変対価・重要な金融要素)契約資産契約負債

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演習(ガイド・問題)

よくある誤り

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