契約変更
契約変更とは、契約の範囲(履行義務)や価格などが、契約の途中で変更されることです。追加された内容が独立した約束であれば別契約に近い扱いとし、既存の内容の調整であれば元の契約の一部として処理します。2級では、この最初の仕分けの考え方を押さえます。
基本情報
| 分類 | 収益認識における契約内容の変更に関する考え方(勘定科目ではない) |
|---|---|
| 何を表すか | 契約の途中で履行義務や取引価格が変更されること |
| 計算式・見分け方 | 追加分が独立した履行義務か(別契約に近い扱い)、既存の内容の調整か(元の契約の一部)で仕分ける |
| 使う場面 | 追加の納品・追加サービスが発生した契約、値引・ボーナス条件が改定された契約 |
| 試験での問われ方 | 変更内容が追加の約束か既存契約の調整かを仕分けさせる出題 |
仕訳例
契約変更が起きたら、まず「追加で別の商品・サービスを約束したのか」を確認します。独立した履行義務であれば別契約に近い整理をし、既存の値段だけが変わったのであれば可変対価の考え方で調整します。変更時点でどこまで履行済みかを整理してから金額計算に入ります。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 追加契約(独立した約束)か、既存契約の調整かの分岐をまず判定させる出題が中心です。
- 履行義務の変更と、取引価格の変更(可変対価)を混同させない出題があります。
ミニ演習(2問・即時採点)
Q1. 契約変更で、追加サービスが単独で顧客に便益をもたらす独立した約束であるとき、どう扱いますか?(答えを見る)
追加分が独立した履行義務であれば、別契約に近い扱いとして処理します。既存契約の単純な値段修正とは異なります。
Q2. 値引・ボーナス条件の変更により取引価格が変動するときに関連する論点はどれですか?(答えを見る)
取引価格が変動する条件の変更は、可変対価の考え方で調整します。履行義務そのものの変更とは区別します。
関連
- 関連する用語:収益認識(総論)/履行義務/可変対価
- ガイドで学ぶ・解いて定着:学習ガイド(該当章)/ミニ問題(セットQ:収益認識)/ドリル(収益認識)