契約変更

契約の途中で、追加の納品や価格変更が起きたら「契約変更」です。まず“追加契約”か“既存の調整”かを見分けます。

定義

契約変更とは、契約の範囲(履行義務)や価格などが途中で変更されることです。収益認識では、変更内容に応じて「追加の約束として別契約に近い扱い」か「既存契約の調整」かを判断します。

関連:履行義務収益認識(総論)

契約変更の整理(最初の分岐)
変更内容まず考えること次のページ
追加の納品・追加サービス追加分が独立した履行義務か?履行義務
値引・ボーナス条件の変更取引価格が変動するか?可変対価

試験での見分け方

  • 「追加契約」「契約条件の変更」「値引条件の改定」など、変更トリガーが明示されます。
  • まずは“何が変わったか(履行義務か、価格か)”を仕分けしてから、処理を当てはめます。

次に読む:可変対価返金負債

次に読む(3つ)

演習(ガイド・問題)

よくある誤り

用語集トップに戻って、関連語もまとめて確認しましょう。