立替金

立替金は、従業員や取引先が本来負担すべき費用や代金を、会社が一時的に立て替えたときに計上する資産です。後日、相手から返済を受けたときに取り崩します。

基本情報

立替金の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表の流動資産)
増えるとき従業員や取引先の負担分を会社が一時的に立て替えたとき(借方)
減るとき相手から返済を受けたとき、または給料などから差し引いたとき(貸方)
代表的な相手科目現金・当座預金、給料手当
試験での問われ方立替時と回収時の仕訳、預り金との区別を問う出題

仕訳例

仕訳例(立替金)
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
立替立替金8当座預金8
回収当座預金8立替金8

従業員や取引先が負担すべき金額を会社が先に支払ったときは、借方に立替金を記入します。後日、現金で返済を受けたり給料から差し引いたりして回収したときは、貸方に立替金を記入して取り崩します。他人から預かる預り金とは、貸借の向きが逆になる点に注意します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 従業員が負担すべき私的な費用8円を、会社がいったん現金で立て替えたときの仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)

従業員の負担分を会社が立て替えたときは、借方に立替金(資産)を記入します。

Q2. 上記の立替金8円を、翌月の給料支給時に給料から差し引いて回収したときの仕訳として正しいものはどれですか?(給料本体の仕訳は除く)(答えを見る)

立替金を回収したときは、貸方に立替金を記入して取り崩します。

Q3. 立替金と預り金の違いとして正しいものはどれですか?(答えを見る)

立替金は相手の負担分を会社が一時的に肩代わりする資産、預り金は相手から一時的に預かる負債です。貸借の向きが逆になります。