決算整理と財務諸表

試算表→決算整理→表示の順に、典型的な手順で素早く処理していきます。

この章のゴール

  • 主要な決算整理の型を説明できる
  • 試算表からの読み替えができる
  • P/L・B/S の表示へ正しく結び付けられる

学ぶ順番

  1. 未収/未払・前払/前受
  2. 引当金・減価償却の反映
  3. 税金・表示

生徒:決算整理で、何を仕訳にして、何をそのまま表示で整えるのか迷います。

先生:原則は会社側の未記帳・誤りは仕訳で直し、経過だけのズレは精算表や表示の段階で整えます。未収・未払、前払・前受、減価償却、引当金は仕訳で反映。

生徒:試算表から、どの科目を優先して見ますか。

先生:「経過勘定」「引当金」「売上原価の振替」。この3点セットを先に仕上げれば、PL/BSへの転記がスムーズです。

まずはミニ問題

ミニ問題H(決算整理・表示) で確認していきましょう。

この章で出る用語