未収入金

未収入金は、商品の売買以外の取引から生じる、一時的な未収代金(資産)です。固定資産の売却代金の未回収分などが代表例で、回収したときに取り崩します。

基本情報

未収入金の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表の流動資産)
増えるとき商品以外の取引(固定資産の売却など)で代金がまだ入金されていないとき(借方)
減るとき後日、代金を回収したとき(貸方)
代表的な相手科目固定資産売却益・固定資産売却損、現金・当座預金
試験での問われ方商品売買による売掛金との区別、決算整理で計上する未収収益との区別を問う出題

仕訳例

仕訳例(未収入金)
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
発生未収入金15固定資産売却益15
回収当座預金15未収入金15

固定資産を売却した代金がまだ入金されていない場合、借方に未収入金、貸方に固定資産売却益(または売却損の調整)を記入します。後日代金を回収したときに、未収入金を取り崩します。商品の売買から生じる売掛金とは、取引の性質が異なる点に注意します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 帳簿価額より高い金額で固定資産を売却し、代金15円が後日振り込まれる約束になっている場合の仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)

固定資産の売却代金が未回収の場合は、借方に未収入金を記入します。売却益が生じたときは貸方に固定資産売却益を記入します。

Q2. 上記の未収入金15円を、後日当座預金で回収したときの仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)

未収入金を回収したときは、借方に当座預金、貸方に未収入金を記入して取り崩します。

Q3. 未収入金と売掛金の違いとして正しいものはどれですか?(答えを見る)

未収入金は固定資産の売却など商品売買以外の取引から生じる一時的な未収代金、売掛金は商品を掛けで売り上げたときに生じる営業債権です。