新株予約権

将来、株式を取得できる権利です。発行時は純資産として計上し、行使・失効で動きます。

定義

新株予約権は、将来、一定条件で株式を取得できる権利です。簿記2級では、発行時の受取額を純資産(新株予約権)として計上し、行使・失効時の処理につなげます。

関連:株式(資本金)株主資本等変動計算書

新株予約権の流れ(ざっくり)
場面何が起きる?会計の着眼点
発行対価を受け取り、権利を付与純資産(新株予約権)を増やす
行使株式の払込・発行資本金・資本準備金へ振替
失効権利が消滅新株予約権戻入益などの扱いを確認

試験でのポイント

  • まず「発行」「行使」「失効」のどれかを確定します。
  • 純資産の動きは 株主資本等変動計算書 とセットで整理すると迷いにくいです。

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演習(ガイド・問題)

よくある誤り

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