株主資本等変動計算書

純資産の動きを「期首→増減→期末」でつなぐ表です。増資・配当・自己株式などを一括で整理できます。

定義

株主資本等変動計算書は、純資産の各項目(資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式、新株予約権など)の期首残高から期末残高までの増減を示す表です。

関連:株式(資本金)自己株式剰余金の配当・処分

株主資本等変動計算書(イメージ:代表項目)
区分資本金利益剰余金自己株式新株予約権
期首残高1,00050000
当期純利益120
配当-30
自己株式の取得-50
期末残高1,000590-500

試験でのポイント

  • 純資産の増減は「原因イベント(増資・配当・自己株式・新株予約権)」を先に列挙します。
  • 科目で迷ったら、まず「純資産のどこが動く?」を固定し、相手科目(現金・未払配当金など)を考えます。

次に読む:新株予約権自己株式

判断のコツ・見分け方

  • 表が「期首残高→当期変動額→期末残高」の形なら、株主資本等変動計算書の論点です。
  • 当期純利益、配当、自己株式取得など、純資産を動かすイベントを先に横並びで洗い出すと埋めやすくなります。
  • 現金の動きより、純資産のどの区分が増減するかを先に確定するのがコツです。

似ている論点との区別

  • 貸借対照表は期末残高だけを示しますが、株主資本等変動計算書は期中の増減理由まで示します。
  • 剰余金の配当・処分は利益剰余金の一部論点ですが、株主資本等変動計算書は資本金や自己株式も含めた純資産全体を扱います。
  • 精算表は損益と資産負債の集計表で、株主資本等変動計算書は純資産の動きに特化した財務諸表です。

FAQ

Q. まず何を確認すればよいですか。
期中にあった純資産イベントを列挙し、それぞれが資本金・利益剰余金・自己株式などのどこへ入るかを確認します。

Q. 自己株式はプラスですか、マイナスですか。
純資産の控除項目なので、通常はマイナス方向で表します。

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演習(ガイド・問題)

よくある誤り

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