精算表

「試算表+決算整理」から、損益計算書と貸借対照表へつなぐ中継表です。第3問の軸になります。

定義

精算表は、試算表の数値に決算整理(決算整理仕訳)を反映し、損益計算書と貸借対照表の作成に必要な金額を集計する表です。

流れ:試算表決算整理精算表

精算表の列(代表例:8桁を想定)
ブロック何を入れる?ミスしやすい点
試算表期中までの残高貸借一致=「転記の整合性」まで。正解の保証ではありません。
決算整理未収・未払、前受・前払、評価(棚卸、引当、減価償却…)率・端数・方法が指定されます。条件を先に抜き出しましょう。
損益計算書費用・収益に分類した金額「費用の繰延」「収益の繰延」はここに出しません(資産・負債へ)。
貸借対照表資産・負債・純資産に分類した金額勘定科目の性格(資産/負債/純資産)を即断できるようにします。

試験での使い所(2級のポイント)

  • 第3問は、複数の決算整理が同時に出ます。整理事項の分類(未収/未払/前払/前受/評価)を先にします。
  • 「ここは損益?貸借?」で迷ったら、勘定科目の性格(資産・負債・純資産・費用・収益)で即決します。

3級の復習:列の意味と基本操作は 3級:精算表 が最短です。

ガイド:商業簿記ガイド:精算表(2級)

判断のコツ・見分け方

  • 「試算表」「決算整理」「損益計算書」「貸借対照表」の列が並んでいたら、精算表の問題です。
  • 仕訳を書き始める前に、各整理事項がPL側かBS側かをメモすると崩れにくくなります。
  • 貸借一致は途中チェックには有効ですが、分類ミスまで防いではくれない点に注意します。

似ている論点との区別

  • 試算表は期中残高の一覧ですが、精算表は決算整理後にPLとBSまでつなぐ中継表です。
  • 決算整理仕訳は修正の仕訳そのもの、精算表はその結果を一覧化した集計表です。
  • 決算整理後残高試算表は整理後残高だけに絞った表で、PL/BSへの分類欄は持ちません。

FAQ

Q. 精算表は必ず仕訳を書いてから埋めるべきですか。
整理事項が複数あるときは、まず仕訳で方向を確定してから転記する方が安定します。

Q. どこで点を落としやすいですか。
整理額の計算より、PLとBSの分類違いで失点しやすいので、科目の性格を先に確認します。

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演習(ガイド・問題)

よくある誤り

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