当座預金

当座預金は、小切手や手形の決済に使う、銀行との当座取引契約に基づく預金です。入金・支払そのものは当座預金の増減として処理し、銀行残高と帳簿残高が食い違うときは銀行勘定調整表で原因を調べます。

基本情報

当座預金の分類と使いどころ
分類資産(貸借対照表の流動資産)
増えるとき売掛金の回収・預入など、当座預金へ入金があったとき(借方)
減るとき買掛金の支払い・小切手の振出など、当座預金から支払ったとき(貸方)
代表的な相手科目売掛金・買掛金、受取手形(割引の手取金)、当座借越(残高不足時の振替)
試験での問われ方当座預金残高がマイナスになる場面(当座借越)の判定、銀行勘定調整表とのつながりを問う出題

仕訳例

仕訳例(当座預金)
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
5/05当座預金200,000売掛金200,000
5/20買掛金150,000当座預金150,000
5/25当座預金・手形売却損98,000・2,000受取手形100,000

当座預金は、入金・支払があった時点でそのまま増減します。手形を割引に出したときは、額面から割引料を差し引いた手取金が当座預金に入り、差額は手形売却損として処理します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(2問・即時採点)

Q1. 額面100,000円の受取手形を割引し、割引料2,000円を差し引かれた手取金が当座預金に入った。このときの仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)

(借)当座預金98,000・手形売却損2,000/(貸)受取手形100,000。手形の割引では、額面から割引料を差し引いた手取金を当座預金で受け取り、差額を手形売却損として処理し、受取手形を減らします。

Q2. 当座預金の帳簿残高と銀行の残高証明書残高が一致しないとき、原因を整理する表はどれですか?(答えを見る)

銀行勘定調整表。当座預金の帳簿残高と銀行残高のズレは、銀行勘定調整表で原因を企業側・銀行側に区分して整理します。