工業簿記2級 / テーマ別ドリル

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ドリル:製造間接費の差異

製造間接費の差異は、数字を並べる順を固定すると崩れにくい論点です。このページでは、まず予定配賦率を出すための数字を並べてから、差異へ進みます。

最初にこの3つを並べる

  1. 予算額
  2. 基準操業度
  3. 実際操業度

この3つを並べたら、予定配賦率、配賦額、実際発生額の順に見ます。迷ったら、まず全体の配賦差異を1回出してから三差異・四差異へ進みます。

このドリルで固めること

テンプレート

演習ブロック

ドリルA 配賦差異

予算額は 360,000円、基準操業度は 1,200時間です。実際操業度は 1,100時間、実際発生額は 350,000円でした。

  1. 予定配賦率を求める
  2. 配賦額を求める
  3. 配賦差異を有利・不利まで含めて示す

ドリルB 三差異への分解

実際発生額は 350,000円、予算許容額は 338,000円、標準配賦額は 320,000円、実際配賦額は 310,000円です。

  1. 予算差異を求める
  2. 能率差異を求める
  3. 操業度差異を求める
  4. 全体差異と整合するか確認する

解答・解説

解説は、答え → 式 → つまずきやすい点 の順で確認できます。

答えを見る

ドリルA の答え

答え: 予定配賦率は `300円/時間`、配賦額は `330,000円`、配賦差異は `20,000円 不利` です。

式: `360,000円 ÷ 1,200時間 = 300円`、`300円 × 1,100時間 = 330,000円`、`350,000円 - 330,000円 = 20,000円` です。

つまずきやすい点: 配賦差異は `実際 - 配賦` で見ます。符号の向きを逆にしないことが重要です。

ドリルB の答え

答え: 予算差異は `12,000円 不利`、能率差異は `18,000円 不利`、操業度差異は `10,000円 不利`、全体差異は `40,000円 不利` です。

式: `350,000円 - 338,000円 = 12,000円`、`338,000円 - 320,000円 = 18,000円`、`320,000円 - 310,000円 = 10,000円`、`12,000円 + 18,000円 + 10,000円 = 40,000円` です。

つまずきやすい点: `実際 → 予算許容額 → 標準配賦額 → 実際配賦額` の順で区切ると、三差異の位置関係を崩しにくくなります。

このページの進め方

  1. 先に予算額・基準操業度・実際操業度を書き出す
  2. 次に予定配賦率と配賦額を出す
  3. そのあと配賦差異を出し、最後に三差異・四差異へ分ける

差異分析では、いきなり分解せず、まず全体差額を1回出してから内訳へ進むと崩れにくくなります。

次に進む

差異の分解を確認した後は、標準原価計算ドリルへ進むと、差異分析の見方をより広くつなげられます。

先に戻る補助ミニ問題: M-IND-07 製造間接費配賦差異を判定するM-IND-14 材料価格差異

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