工業簿記2級 / テーマ別ドリル

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製造間接費差異のドリル:配賦差異・三差異・四差異

製造間接費差異は、予定配賦率、配賦額、実際発生額の順に数字を並べると崩れにくい論点です。このページでは、配賦差異を出してから三差異・四差異へ分解する流れを反復します。

20秒で要点

最初にこの3つを並べる

  1. 予算額
  2. 基準操業度
  3. 実際操業度

この3つを並べたら、予定配賦率、配賦額、実際発生額の順に見ます。迷ったら、まず全体の配賦差異を1回出してから三差異・四差異へ進みます。

このドリルで固めること

テンプレート

演習ブロック

ドリルA 配賦差異

予算額は 360,000円、基準操業度は 1,200時間です。実際操業度は 1,100時間、実際発生額は 350,000円でした。

  1. 予定配賦率を求める
  2. 配賦額を求める
  3. 配賦差異を有利・不利まで含めて示す

ドリルB 三差異への分解

実際発生額は 350,000円、実際操業度での許容予算額は338,000円、実際操業度での配賦額は320,000円、標準操業度での配賦額は310,000円です。固定費能率差異を能率差異へ含める3分法で分析してください。

  1. 予算差異を求める
  2. 能率差異を求める
  3. 操業度差異を求める
  4. 全体差異と整合するか確認する

解答・解説

解説は、答え → 式 → つまずきやすい点 の順で確認できます。

答えを見る

ドリルA の答え

答え: 予定配賦率は `300円/時間`、配賦額は `330,000円`、配賦差異は `20,000円 不利` です。

式: `360,000円 ÷ 1,200時間 = 300円`、`300円 × 1,100時間 = 330,000円`、`350,000円 - 330,000円 = 20,000円` です。

つまずきやすい点: 配賦差異は `実際 - 配賦` で見ます。符号の向きを逆にしないことが重要です。

ドリルB の答え

答え: 予算差異は `12,000円 不利`、操業度差異は `18,000円 不利`、能率差異は `10,000円 不利`、全体差異は `40,000円 不利` です。

式: `350,000円 - 338,000円 = 12,000円`、`338,000円 - 320,000円 = 18,000円`、`320,000円 - 310,000円 = 10,000円`、`12,000円 + 18,000円 + 10,000円 = 40,000円` です。

つまずきやすい点: `実際 → 実際操業度の許容予算 → 実際操業度の配賦額 → 標準操業度の配賦額` の順で区切ると、三差異の位置関係を崩しにくくなります。

このページの進め方

  1. 先に予算額・基準操業度・実際操業度を書き出す
  2. 次に予定配賦率と配賦額を出す
  3. そのあと配賦差異を出し、最後に三差異・四差異へ分ける

差異分析では、いきなり分解せず、まず全体差額を1回出してから内訳へ進むと崩れにくくなります。

次に進む

差異の分解を確認した後は、標準原価計算ドリルへ進むと、差異分析の見方をより広くつなげられます。

先に戻る補助ミニ問題: M-IND-07 製造間接費配賦差異を判定する と M-IND-14 材料価格差異

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