クレジット売掛金

クレジット(カード)販売で生じる「カード会社に対する未収」です。入金時は、決済手数料が差し引かれる点がポイントです。

基本情報

クレジット売掛金の分類と使いどころ
分類資産(流動資産)
増えるとき借方(クレジット払いで売上を計上したとき)
減るとき貸方(カード会社から代金が入金されたとき)
代表的な相手科目売上普通預金支払手数料
試験での問われ方入金時の決済手数料の処理、売掛金との区別(相手が得意先かカード会社か)

仕訳例

クレジット販売と決済手数料控除での入金を5列仕訳で確認します。
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
5/10クレジット販売クレジット売掛金
カード会社に対する債権が発生
100,000売上100,000
5/25入金普通預金・支払手数料
手数料控除後の金額が入金
99,500
500
クレジット売掛金
債権の全額を取り崩す
100,000

表の読み方:クレジット売掛金は通常の売掛金と同じ「増=借」「減=貸」ですが、入金時は決済手数料が差し引かれるため、普通預金の入金額は売上額より少なくなります。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 商品100,000円をクレジット払いで販売した。売上計上時の仕訳は?(答えを見る)

(借)クレジット売掛金100,000/(貸)売上100,000。クレジット払いの代金はカード会社に対する債権なので、通常の売掛金ではなくクレジット売掛金で処理します。

Q2. 上記の代金100,000円について、決済手数料500円が差し引かれて普通預金に入金された。入金時の仕訳は?(答えを見る)

(借)普通預金99,500・支払手数料500/(貸)クレジット売掛金100,000。入金時は決済手数料を差し引いた金額しか普通預金に入りませんが、クレジット売掛金は全額を取り崩します。

Q3. クレジット売掛金と売掛金の違いを分ける基準は何ですか?(答えを見る)

相手が得意先かカード会社かです。商品を買った得意先に対する未収なら売掛金、決済を仲介するカード会社に対する未収ならクレジット売掛金です。