支払手数料
振込・決済等の手数料です。費用として計上し、同時に発生した費用(例:広告宣伝費)と併記する場合があります。
判断のコツ
- 単独支払: (借)支払手数料 / (貸)普通預金。
- 併記支払: (借)費用+支払手数料 / (貸)普通預金。
仕訳例(インフォグラフィック)
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4/15 | 支払手数料 | 360 | 普通預金 | 360 |
表の見方:借方(左)と貸方(右)の合計金額は必ず一致します。まず「何が増えた/何が減ったか」を言葉で整理してから、科目と金額を当てはめましょう。
関連
クイックリファレンス
| 分類 | 費用(販管費) |
|---|---|
| 代表例 | 振込手数料、決済手数料など |
| 併記 | 広告費などと同時に発生した場合は、費用+支払手数料で分けて計上 |
| よくあるミス | 他の費用に含めてしまう、仕入の控除と混同する |
似ている用語との区別
よくある質問(FAQ)
支払手数料はどの財務諸表に表示されますか?
損益計算書の費用です。
振込手数料が差し引かれているときの考え方は?
取引本体の科目(例:広告宣伝費)と、支払手数料を分けて記帳します。
ミニ演習(支払手数料)
1) 振込手数料360円が普通預金から引き落とされました。仕訳は?
答えを見る
(借)支払手数料 360 /(貸)普通預金 360。2) 広告費10,000円の振込で、手数料330円が差し引かれました。仕訳は?
答えを見る
(借)広告宣伝費 10,000、支払手数料 330 /(貸)普通預金 10,330。3) 支払手数料は、仕入の控除ですか?費用ですか?