用語集(簿記3級)
簿記3級の重要用語をカテゴリ別に整理しました。各用語ページで「要点(見分け方)→代表例(仕訳・表)→ミニ演習(3問)」まで一気に確認し、すぐ問題に使える状態へ整えていきましょう。
学習の進め方
- 初学者の方は、まず「まず読む10語」を順に押さえます。
- 似た用語で迷ったら、「よく混同するセット」で“違いの軸”を決めます。
- 探したい用語が決まっているときは、キーワードで絞り込みます。
- 理解できたら、対応する仕訳演習や試算表ガイドに進みましょう。
まず読む10語(最短ルート)
初学者の方は、この10語から始めると「仕訳→集計→決算整理」がつながります。
よく混同するセット(ここで一気に整理)
似た用語は、暗記より先に「何が違うか(違いの軸)」を決めると迷いにくくなります。
キーワードで探す(このページ内)
用語が見つからないときは、まずここで絞り込むのが早いです(空欄に戻すと全表示へ戻ります)。
カテゴリ別 出題比重の目安
| カテゴリ | 代表用語 | 出題メモ |
|---|---|---|
| 会計サイクルと財務諸表 | 仕訳帳/ 総勘定元帳/ 試算表/ 精算表 | 第3問で頻出。仕訳→転記→集計→財務諸表の流れを即答。 |
| 流動資産と与信管理 | 現金/ 普通預金/ 売掛金/ 受取手形 | 第1問で定番。入出金と債権回収、仮勘定の扱いを確認。 |
| 与信管理 | 貸倒引当金/ 貸倒損失 | 決算整理の要点。引当の設定と貸倒処理の順番を押さえる。 |
| 固定資産と減価償却 | 備品/ 減価償却費/ 減価償却累計額 | 月割・定額法・差引表示をセットで理解。 |
| 負債・純資産・税金 | 支払手形/ 買掛金/ 未払消費税 | 支払・決済・精算の型を早書きできるように。 |
| 収益・費用の主要勘定 | 売上/ 仕入/ 仮払消費税/ 水道光熱費 | 税込/税抜の違いと控除勘定の見分け方を練習。 |
比重は統一試験・ネット試験の傾向をもとにした目安です。
会計サイクルと財務諸表
仕訳→転記→集計→財務諸表の一本道を押さえると、第3問のスピードが大きく向上します。
流動資産と与信管理
現金・預金・売掛金などの動きを把握すると、決算整理や貸倒処理がスムーズになります。
与信管理
売掛金の不安を抑える評価勘定と処理をまとめました。
固定資産と減価償却
取得原価・減価償却・評価勘定を押さえると、決算整理のミスを大幅に減らせます。
負債・純資産・税金
貸借対照表右側の勘定を整理すると、決算振替や消費税精算を迷わず行えます。
収益・費用の主要勘定
損益計算書に直結する科目は、代表仕訳と決算整理の流れをセットで覚えましょう。
よくある質問(FAQ)
簿記3級で優先的に覚えるべき用語は?
日本商工会議所『簿記検定試験出題区分表(商業簿記3級)』(2025年4月版)では、仕訳・試算表・決算整理が頻出領域です。本ページではそれらに直結する用語ページを優先的に展開しています。
用語集の活用方法は?
各子ページで「定義→試験での観点→代表仕訳→関連ページ」の流れを押さえ、直後に対応する演習やガイドに移ると記憶が定着します。
実務で注意すべきポイントは?
勘定科目の残高区分と補助簿との連携を意識し、試算表から財務諸表へ数字がどう流れるかを常に確認しましょう。消費税や前払・未払勘定は実務でも照合頻度が高い論点です。