支払家賃

事務所・店舗の賃借料です。引落時は普通預金の減少で処理し、月末未払があれば未払費用で期間対応を整えます。

判断のコツ

仕訳例(インフォグラフィック)

家賃の引落と、月末未払の計上。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
6/27 支払家賃 120,000 普通預金 120,000
6/30 支払家賃 60,000 未払費用 60,000

表の見方:借方(左)と貸方(右)の合計金額は必ず一致します。まず「何が増えた/何が減ったか」を言葉で整理してから、科目と金額を当てはめましょう。

関連

関連語(クイックリンク)

クイックリファレンス

分類費用(販管費)
代表例事務所・店舗の賃借料
未払月末未払は未払費用で見越計上
よくあるミス未払と前払を混同する、当月分の計上漏れ

似ている用語との区別

よくある質問(FAQ)

支払家賃はどの財務諸表に表示されますか?

損益計算書の費用です。

期末に前払い・未払いがある場合は?

前払い分は前払費用、未払い分は未払費用で期間配分します。

ミニ演習(支払家賃)

1) 家賃120,000円が普通預金から引き落とされました。仕訳は?
答えを見る(借)支払家賃 120,000 /(貸)普通預金 120,000。
2) 月末に家賃60,000円が未払いでした。決算(または月末)の仕訳は?
答えを見る(借)支払家賃 60,000 /(貸)未払費用 60,000。
3) 翌期分の家賃など「未経過分」を資産に直すときは、どの勘定を使いますか?
答えを見る前払費用です。

対応する演習