売上値引
掛け代金を値引きしたときに借方で増える売上の控除勘定です。「売上割引」(早期入金の金融的割引)とは性格が異なります。
基本情報
仕訳例
表の見方:値引額とその消費税分をあわせて売掛金を取り消します。借方(左)と貸方(右)の合計金額は必ず一致します。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 掛け売上げの代金を後日値引したときは(借)売上値引/(貸)売掛金で処理します。
- 税抜方式では、値引分に対応する仮受消費税を同時に減少させます。
- 売上値引は価格調整による売上の控除です。売上割引(早期入金による金融的割引)は1級の範囲なので、3級では区別だけ知っておけば十分です。
ミニ演習(3問・即時採点)
Q1. 掛売上の代金について、後日1,000円の値引をしたとき、売掛金はどちら側で減りますか?(答えを見る)
貸方です。仕訳は「(借)売上値引 1,000 / (貸)売掛金 1,000」となります。
Q2. 売上値引と売上返品の違いを一言でいうと何ですか?(答えを見る)
売上値引は価格だけの調整、売上返品は商品そのものが戻る点が違います。どちらも売上の控除で、現物が動くかどうかで区別します。
Q3. 仕入側で同じ「値引」の発想になる勘定は何ですか?(答えを見る)
仕入値引です。どちらも本体の売上高・仕入高を修正する控除項目です。
関連
- ガイドで学ぶ:売上原価と三分法
- 関連する用語:売上/売掛金/売上返品
- 解いて定着:第1問(仕訳)ドリル