売上返品

販売後の返品を借方で処理する売上の控除勘定です。税抜方式では消費税の戻しも同時に処理します。

基本情報

売上返品の分類と使いどころ
分類売上高の控除(収益のマイナス)
増えるとき借方(販売後に商品が返品されたとき)
減るとき(控除項目のため通常は減りません。決算で純売上高の計算に組み込まれます)
代表的な相手科目売掛金仮受消費税
試験での問われ方売上値引との判別(現物が動くか)

仕訳例

掛売上の一部返品(税抜方式 10%)。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
7/8 売上返品 5,000 売掛金 5,500
仮受消費税
税込取消
500

表の見方:売上返品は売上高の控除なので借方に書きます。税抜方式では仮受消費税も同時に戻し、売掛金(貸方)を減らします。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 掛売上の商品の一部が返品されました(税抜5,000円、消費税500円)。仕訳は?(答えを見る)

(借)売上返品5,000、仮受消費税500/(貸)売掛金5,500。返品で売掛金(資産)を貸方で減らし、借方に売上返品(売上の控除)と、税抜方式で戻す仮受消費税を計上します。

Q2. 税抜方式で売上返品をするとき、消費税はどの勘定で戻しますか?(答えを見る)

仮受消費税を借方で減らします(返品分の消費税を取り消すイメージです)。

Q3. 「売上返品」と「売上値引」は、どちらも売上の控除ですが、違いは何ですか?(答えを見る)

返品は「商品が戻る」、値引は「価格調整」です。返品は売上返品、値引は売上値引で処理します。