振替伝票

振替伝票は、現金を伴わない取引を記録する伝票です。減価償却費の計上や、当座預金と普通預金の間の振替など、現金が登場しない取引をまとめて記録します。入金伝票・出金伝票のどちらにも当てはまらない取引は、すべて振替伝票に記入します。

基本情報

振替伝票の分類と使いどころ
分類社内書類(勘定科目ではありません)
増えるときこの行は対象外です(伝票は勘定科目ではないため、増減はありません)
減るときこの行は対象外です(同上)
代表的な相手科目減価償却累計額・普通預金など(現金以外の科目どうしの組み合わせ)
試験での問われ方現金が関係しない取引を、振替伝票に正しく記入できるかを問う(第1問)

仕訳例

減価償却費の計上や、預金口座間の振替など、現金が関係しない取引の例です。

仕訳の例(振替伝票)5列
減価償却費の計上や当座預金⇄普通預金の振替など。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
5/31 減価償却費 5,000 減価償却累計額 5,000
5/21 当座預金 40,000 普通預金 40,000

振替伝票には、現金が増減しない取引をまとめて記入します。借方・貸方のどちらにも現金が登場しない点を、入金伝票・出金伝票との違いとして押さえましょう。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 現金の受け払いがない取引は、どの伝票に記入しますか?(答えを見る)

現金が増減しない取引は、すべて振替伝票に記入します。

Q2. 当座預金から普通預金へ資金を移した取引は、どの伝票に記入しますか?(答えを見る)

現金そのものは動かず、預金口座間の振替なので振替伝票に記入します。

Q3. 振替伝票と入金伝票・出金伝票の違いは?(答えを見る)

入金伝票・出金伝票は現金が関係する取引、振替伝票は現金が関係しない取引を記入します。