伝票(入金・出金・振替)
取引を1件ずつ整理する社内書類です。入金=現金が増える、出金=現金が減る、振替=現金を使わない、という軸で仕訳を組み立てていきましょう。
仕訳例
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5/12 | 現金 | 120,000 | 売掛金 | 120,000 |
| 5/15 | 消耗品費 | 2,300 | 現金 | 2,300 |
| 5/31 | 減価償却費 | 5,000 | 減価償却累計額 | 5,000 |
伝票の仕訳表の読み方(会話)
学習者:伝票の表はどのように読みますか?
先生:3行で「入金」「出金」「振替」の代表例を並べています。入金は借方「現金」、出金は貸方「現金」、振替は現金が出てこない仕訳です。
学習者:最初に何を確認しますか?
先生:現金が増えるのか減るのか、そもそも現金が関与しないのか——ここを素早く見分けると、入金伝票/出金伝票/振替伝票の判断が一気に進みます。
学習の使い所
伝票は仕訳の手前で取引の内容を明確にするための補助書類です。入金・出金・振替の別を意識し、現金を使うかどうかで仕訳の骨格を素早く決めていきましょう。