未払費用
未払費用は、当期にすでに発生している費用のうち、まだ支払っていない分を決算整理で計上する負債(経過勘定)です。翌期に実際の支払いがあったときに取り崩します。
基本情報
| 分類 | 負債(貸借対照表の流動負債、経過勘定) |
|---|---|
| 増えるとき | 決算整理で、当期発生分のうち未払いの費用を見積計上したとき(貸方) |
| 減るとき | 翌期に実際の支払いがあったとき(借方) |
| 代表的な相手科目 | 支払利息などの費用科目 |
| 試験での問われ方 | 決算整理での未払額の計算と仕訳、買掛金や未払金との区別を問う出題 |
仕訳例
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 3/31 | 支払利息 | 90 | 未払費用 | 90 |
決算日までにすでに発生している費用のうち、まだ支払っていない分を見積もって、借方に費用科目(この例では支払利息)、貸方に未払費用を記入します。翌期に実際に支払ったときは、未払費用を取り崩します。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 決算整理で、当期発生分のうち未払いの費用を見積計上する仕訳と金額計算を問う出題が中心です。
- 商品仕入から生じる買掛金・商品以外の未払金と、期間配分で計上する未払費用を混同させる出題があります。
ミニ演習(3問・即時採点)
Q1. 決算にあたり、借入金の利息のうち当期発生分90円がまだ支払われていなかった場合の仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)
当期にすでに発生しているが未払いの費用は、借方に支払利息などの費用科目、貸方に未払費用を記入します。
Q2. 前の設問の未払費用90円について、翌期に実際に90円を現金で支払ったときの仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)
翌期に支払いがあったときは、負債であった未払費用を取り崩します。
Q3. 未払費用と未払金の違いとして正しいものはどれですか?(答えを見る)
未払費用は時の経過に応じて計上する期間配分の科目、未払金は商品以外の取引で生じる一時的な未払代金です。
関連
- 関連する用語:未収入金/未払金/立替金
- ガイドで学ぶ・解いて定着:学習ガイド(該当章)/ミニ問題(セットO:決算整理)/ドリル(決算整理・銀行勘定調整表)