定義
圧縮記帳は、補助金などに対応する固定資産の取得原価を、一定の方法で減額して処理することです。取得原価が変わるため、以後の 減価償却 に影響します。
| 方法 | 発想 | 覚え方 |
|---|---|---|
| 直接減額法 | 補助金分だけ取得原価を直接減らす | 資産を小さくする |
| 積立金方式 | 圧縮積立金などで純資産側に受け皿を作る | 純資産で受ける |
試験でのポイント
- 圧縮記帳の効果は「将来の減価償却費が減る(取得原価が小さくなる)」に集約されます。
- 問題文で「どの方法か」が指定される場合は、その指定を最優先で当てはめます。
次に読む:資産除去債務(取得原価に影響する別論点)
判断のコツ・見分け方
- 補助金や保険差益などで取得原価を調整する話が出たら、まず圧縮記帳を疑います。
- 論点の中心は「受け取った収入」ではなく、「固定資産の取得原価がどう変わるか」です。
- 指定がなければ方法を勝手に決めず、直接減額法か積立金方式かを問題文で確認します。