銀行勘定調整表

ズレの原因を分類して、必要な仕訳だけを正しく切りましょう。

この章のゴール

  • 未取付小切手・未達入金・誤記の区別ができる
  • 調整仕訳が必要なもの/不要なものを判断できる
  • 最終残高が一致する確認プロセスを説明できる

学ぶ順番

  1. ズレの原因の分類(帳簿側/銀行側)
  2. 仕訳が必要なケース(会社の誤記・未記帳)
  3. 仕訳不要で調整表だけで整えるケース

生徒:未取付小切手と未達入金、どちらもズレですが仕訳は必要ですか。

先生:どちらも銀行側のタイムラグなので、通常は仕訳不要です。会社の帳簿が正しく、通帳側が遅れているだけだから、調整表で整えます。

生徒:仕訳が必要なのは?

先生:会社側の誤記・未記帳です。例えば手数料の自動引落を記帳漏れしている等は、帳簿側を仕訳で正します。

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