財務諸表の表示(勘定式・報告式/区分表示/注記)

2級では「この科目はどこに載る?」が判断の起点になります。勘定式/報告式、区分表示、注記を“使い所”で整理していきましょう。

整理(表示の3点セット)
用語要点(試験での使い所)
勘定式・報告式見せ方のレイアウト。勘定式=左右(Tの形)、報告式=縦並び。載る内容は同じ
区分表示短期/長期、流動/固定などの“置き場所”のルール。迷ったら「回収/支払が1年以内か」から考える
注記本文に載せきれない補足。例:保証債務の可能性(手形割引の遡求義務など)

ポイント:2級の表示問題は、①どの表(BS/PL/注記)か → ②区分(流動/固定、短期/長期)かの順に決めると速いです。

判断のコツ・見分け方

  • まずその科目が資産・負債・純資産・費用・収益のどれかを決めると、載せる表が絞れます。
  • 次に1年基準や営業循環基準で、流動か固定かを判断します。
  • 本文に載せない補足説明が必要なときは、注記の可能性を考えます。

似ている論点との区別

  • 勘定式・報告式はレイアウトの違いで、載る内容そのものは変わりません。
  • 区分表示は本文の置き場所、注記は補足説明の置き場所です。
  • 精算表は作成途中の集計表で、財務諸表の表示は完成後の見せ方の論点です。

FAQ

Q. 勘定式と報告式は試験で何が違いますか。
主に見た目の違いです。どの科目がどこに載るかの判断軸は同じです。

Q. 一番先に何を決めればよいですか。
BSかPLか注記かを決め、その後で流動・固定などの区分へ進むと速いです。

関連:3級:貸借対照表3級:損益計算書立替金(区分表示の例)手形割引(注記に触れる例)

次に読む(3つ)

演習(ガイド・問題)

よくある誤り(2つ)