| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 借入時 | 当座預金 | 800 | 借入金 | 800 |
| 利息支払 | 支払利息 | 8 | 当座預金 | 8 |
対話で深める:借入金
現場設定(会社規模・締め日・回収サイト・税率・契約条項):
現場エピソード(単位:万円・個・% など):
借入金1,200、年利1.8%。月末に1か月分の支払利息1.8を計上(1,200×1.8%×1/12)。
ユイ:数字があると、判断が速くなりますね。つまり「何に対して」「どの率で」「差額か総額か」を決めれば迷いにくい、ということですか?
先生:その通りです。定義と役割をまず言語化し、次に場面を特定、最後に金額の型(基礎×率か、差額か)に当てはめます。上のエピソードも、同じ手順で処理できます。
ユイ:試験で混乱したら、性格→場面→金額の順に自分へ問いかけます。
先生:仕訳を書いたあと、30秒で口頭説明できるかをチェックしましょう。説明できれば再現性があります。
判断基準とチェック
- 元金と利息の仕訳を分ける
- 期末の未払利息の計上
- 約定返済の内訳(元利)を明確に
- 30秒で説明:何が起きて、どの基礎×率(または差額)で、なぜその相手科目か
- チェック質問:締め日と回収/支払サイトは?請求日と入出金日のズレは?
- チェック質問:税率や非課税・免税の適用は?端数処理は指示どおり?
- チェック質問:契約条項(検収・返品・遅延利息・前受/割賦)はどう指示されている?