補助元帳
補助元帳は、総勘定元帳(合計)だけでは追えない「相手先別の明細」を管理する帳簿です。代表例は、得意先別の売掛金元帳や仕入先別の買掛金元帳です。総勘定(合計)と補助元帳(明細)の金額は必ず一致します。
基本情報
| 分類 | 総勘定元帳を補う明細帳簿(売掛金元帳・買掛金元帳など) |
|---|---|
| 何を表すか | 得意先別・仕入先別のような、総勘定元帳では追えない内訳 |
| 計算式・見分け方 | 総勘定(合計)と補助元帳(明細)は必ず一致する。相手先別の残高を問われたら補助元帳の視点 |
| 使う場面 | 売掛金・買掛金などの残高の内訳(誰にいくら)を確認する場面 |
| 試験での問われ方 | 総勘定と補助元帳の合計が一致するかどうか、内訳の読み取りを問う出題 |
計算式・具体例
| 総勘定 | 補助元帳(明細) | 何を管理する? |
|---|---|---|
| 売掛金 | 売掛金元帳 | 得意先別の残高・回収・返品や値引きの内訳 |
| 買掛金 | 買掛金元帳 | 仕入先別の残高・支払・返品や値引きの内訳 |
| 受取手形 | 手形記入帳 | 手形の期日・裏書・割引などの個別管理 |
総勘定元帳が勘定科目の合計を管理するのに対し、補助元帳は得意先別・仕入先別のような内訳を管理します。総勘定(合計)と補助元帳(明細)の金額は必ず一致する、という前提を押さえておきましょう。
混同しやすい語との違い
試験でのよく問われ方
- 総勘定元帳(合計)と補助元帳(明細)の金額が一致するという前提を踏まえ、差異の原因を考えさせる出題が中心です。
- 売掛金元帳・買掛金元帳のように、どの勘定に補助元帳が必要かを判断させる出題もあります。
ミニ演習(2問・即時採点)
Q1. 補助元帳の役割として正しいものはどれですか?(答えを見る)
総勘定元帳の内訳(得意先別・仕入先別など)を管理する。補助元帳は、総勘定元帳では追えない得意先別・仕入先別などの明細を管理する帳簿です。総勘定元帳の代わりではなく、その内訳を支えます。
Q2. 総勘定元帳の売掛金残高と、売掛金元帳(補助元帳)の得意先別残高の合計が一致しないとき、まず疑うべきことはどれですか?(答えを見る)
転記漏れや二重計上などの記帳ミス。総勘定(合計)と補助元帳(明細)は必ず一致するという前提があるため、差があれば転記漏れ・二重計上・消込漏れなどの記帳ミスを疑います。
関連
- ガイドで学ぶ:精算表(8桁:整理記入→PL/BS)
- 関連する用語:総勘定元帳/売掛金/買掛金
- 解いて定着:ミニ問題(帳票読取:試算表)/ドリル一覧(商業簿記)