補助元帳

総勘定元帳(まとめ)だけでは追えない「相手先別の明細」を管理する帳簿です。

定義

補助元帳は、総勘定元帳を補う明細帳簿です。代表例は「売掛金元帳(得意先別)」や「買掛金元帳(仕入先別)」です。

関連:総勘定元帳売掛金買掛金

補助元帳が必要になりやすい勘定(代表例)
総勘定補助元帳(明細)何を管理する?
売掛金売掛金元帳得意先別の残高・回収・返品や値引きの内訳
買掛金買掛金元帳仕入先別の残高・支払・返品や値引きの内訳
受取手形手形記入帳手形の期日・裏書・割引などの個別管理

試験での使い所

  • 第3問で「売掛金の残高の内訳」を問われたら、補助元帳(得意先別)の発想で整理します。
  • 総勘定(合計)と補助元帳(明細)が一致しているかをチェックし、差があれば原因(未転記、二重計上など)を探します。

3級の復習:基本の考え方は 3級:元帳 でも確認できます。

次に読む(3つ)

演習(ガイド・問題)

よくある誤り

用語集トップに戻って、関連語もまとめて確認しましょう。