定義
伝票は、取引を記録するための証憑(書類)で、仕訳帳へ記帳する材料になります。代表的な種類は「入金伝票・出金伝票・振替伝票」です。
| 種類 | 扱う取引 | 例 |
|---|---|---|
| 入金伝票 | 現金の増加がある取引 | 売掛金の回収:借方 現金/貸方 売掛金 |
| 出金伝票 | 現金の減少がある取引 | 買掛金の支払:借方 買掛金/貸方 現金 |
| 振替伝票 | 現金が動かない取引 | 仕入(掛):借方 仕入/貸方 買掛金 |
試験での使い所
- 第1問の仕訳では「証憑(伝票)」の書きぶりから、現金が動くか/動かないかを読み取ります。
- 現金の動きがあれば、入金/出金の方向をまず確定し、相手科目を埋めていくと迷いにくいです。
3級の復習:基本は 3級:仕訳帳 とセットで押さえましょう。