消耗品費
文具・コピー用紙などの消耗品に関する費用です。少額で短期間に消費されるものは費用処理を優先します。
判断のコツ
仕訳例(インフォグラフィック)
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4/8 | 消耗品費 | 3,200 | 現金 | 3,200 |
表の見方:借方(左)と貸方(右)の合計金額は必ず一致します。まず「何が増えた/何が減ったか」を言葉で整理してから、科目と金額を当てはめましょう。
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関連語(クイックリンク)
クイックリファレンス
| 分類 | 費用(販管費) |
|---|---|
| 代表例 | 文具・コピー用紙などの消耗品 |
| 支払 | 現金・預金・小口現金など(貸方は支払方法に応じて選ぶ) |
| よくあるミス | 貯蔵品との混同、消耗品費と消耗品(資産)を取り違える |
似ている用語との区別
- 備品は長く使う資産、消耗品費は使い切る消耗品の費用です(使用期間で区別)。
- 同じ「買った」でも、資産を増やすのか費用を増やすのかで借方科目が変わります。迷ったら「来期以降も使うか」を確認します。
- 現金で支払う場合でも、費用か資産かで仕訳が変わる点がミスになりやすいので注意しましょう。
よくある質問(FAQ)
消耗品費はどの財務諸表に表示されますか?
損益計算書の費用です。
消耗品費と備品の違いは何ですか?
長く使うものは備品として資産計上、使い切るものは消耗品費として費用処理します。
ミニ演習(消耗品費)
1) 文具3,200円を現金で購入しました。仕訳は?
答えを見る
(借)消耗品費 3,200 /(貸)現金 3,200。2) 消耗品費5,000円を普通預金から支払いました。仕訳は?
答えを見る
(借)消耗品費 5,000 /(貸)普通預金 5,000。3) 小口現金から消耗品費1,000円を支払いました。仕訳は?