T字勘定と転記

仕訳科目ごとに集め、増減と残高を見える化します。

仕訳の列車が元帳に並び替えられ、最後に試算表で整うイメージを持ちましょう。図を使って一歩ずつ確認していきます。

見取り図の読み方(会話)

学習者:図は「仕訳→元帳→試算表」の流れですか?

先生:その通りです。まず仕訳帳に日付順で書き、次に元帳(T字勘定)へ科目ごとに集め、最後に合計残高試算表で合計と残高を検算します。

学習者:T字勘定はどう見れば良いですか?

先生:左が借方・右が貸方。科目の性質(例:資産は借方残)に応じて、どちら側に残高が出るかを意識すると理解が進みます。

見取り図

仕訳帳 日付順の取引記録 取引をまず全件書く 元帳(T字勘定) 科目ごとに集計 左右の増減を把握 合計残高試算表 検算・一覧 最終チェック
簿記初級レベルでは全体像を言語化できれば十分。実際の転記手順はイメージを掴みましょう。

T字勘定の読み方

  • 左が借方、右が貸方
  • 借方合計と貸方合計を出し、差額が残高
  • 残高の向きは科目の性質に依存(資産は借方残など)

次のステップ

  1. 試算表の読み方へ(用語解説
  2. 第3問の演習で検算力を上げる
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対応する演習