仕訳
取引を借方と貸方に分け、科目と金額で記録する。
基本ルール
学習の使い所
「仕訳」は取引を借方と貸方に分け、科目と金額で記録する。このページでは定義と取引例を合わせて確認し、理解を段階的に整理していきましょう。
試験対策では「仕訳」が仕訳に現れたときの借方・貸方の動きや関連勘定を瞬時に判断できるよう、練習問題で反復しておきます。
実務では「仕訳」の増減を日次で記録し、根拠資料と元帳の照合を怠らないことが内部統制の第一歩です。
例
ミニ問題(仕訳)
選択肢から答えを選びましょう。正答と解説は「▼」を押すまで表示しません。
Q1. 仕訳で必ず記録する要素はどれですか?
- A. 借方と貸方の勘定科目と金額
- B. 摘要のみ
- C. 日付のみ
▼ 正答と解説を表示
正解:A(借方と貸方の勘定科目と金額)
仕訳は日付のほか、借方と貸方の科目・金額の対を必ず記録します。
Q2. 現金で広告費1,000円を支払った仕訳で貸方に入る科目は?
- A. 広告宣伝費
- B. 現金
- C. 売上
▼ 正答と解説を表示
正解:B(現金)
費用(広告宣伝費)の増加は借方、現金(資産)の減少が貸方に記録されます。
Q3. 借方と貸方の金額が一致していないと推測できるのはどれですか?
- A. 金額の入力ミスや記入漏れがある
- B. 伝票の保管場所を誤った
- C. 仕訳帳のページ番号を飛ばした
▼ 正答と解説を表示
正解:A(金額の入力ミスや記入漏れがある)
複式簿記では借方と貸方の金額は等しくなるため、差が出た場合は仕訳の記入漏れや転記ミスを疑います。