事業分離等・清算(※簡易)

定義:事業の切り出し(事業分離等)や、会社を終了させる清算。使い所:合併(統合)と混同しやすいので、取引の目的(統合か、分割か、終了か)で整理します(2級は簡易)。

仕訳例(事業譲渡の概念)
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
譲渡現金800諸資産, 事業譲渡益700, 100

例:ある事業の資産(簿価700)を800で譲渡した場合、差額100は事業譲渡益(利益)となります(科目名や処理範囲は設問指示に従います)。

判断のコツ・見分け方

  • 会社や事業を切り出す、売り渡す、終わらせる話なら、まず事業分離や清算の論点を疑います。
  • 統合するのか、分離するのか、終了するのかを先に言語化すると合併との混同を防げます。
  • 譲渡対価と簿価との差額が損益になるかを確認するのが、仕訳上の要点です。

似ている論点との区別

  • 合併は会社を一つに統合しますが、事業分離は一部事業の切出しや譲渡が中心です。
  • 清算は会社終了の手続で、通常の営業取引や投資取引とは性格が異なります。
  • のれんは企業結合の差額論点で、事業分離等では譲渡益や譲渡損の把握が中心になりやすいです。

FAQ

Q. 合併との違いをどう覚えればよいですか。
一つにするのが合併、切り出す・譲る・終えるのが事業分離等・清算と整理すると覚えやすいです。

Q. まず何を計算すればよいですか。
譲渡対価と対象資産・負債の簿価差額を見て、損益が出るかを確認します。

関連:会社の合併(※簡易)のれん株式(資本金)

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演習(ガイド・問題)

よくある誤り

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