電子記録債務

電子記録債務は、紙の手形を使わずデータでやり取りする、支払手形と同じ性格の金銭債務(負債)です。買掛金から振り替えて発生させ、期日に決済されると減少します。

基本情報

電子記録債務の分類と使いどころ
分類負債(貸借対照表の流動負債)
増えるとき買掛金などを電子記録債務に振り替えて発生させたとき(貸方)
減るとき期日に決済されたとき(借方)
代表的な相手科目買掛金、当座預金
試験での問われ方発生記録・支払等記録に伴う仕訳と、支払手形との違いを問う出題

仕訳例

仕訳例(電子記録債務)
日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
6/10買掛金100電子記録債務100
満期電子記録債務100当座預金100

取引先との間で電子債権記録機関に発生記録をすると、買掛金から電子記録債務へ振り替えます。期日が来ると当座預金などから決済され、電子記録債務が減少します。紙の手形のような振出・裏書はなく、発生記録・譲渡記録などの手続きで管理します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(2問・即時採点)

Q1. 仕入先との間で電子記録債務の発生記録を行い、買掛金100円を電子記録債務に振り替えたときの仕訳として正しいものはどれですか?(答えを見る)

発生記録によって買掛金を電子記録債務に振り替えるときは、借方に買掛金、貸方に電子記録債務を記入します。

Q2. 電子記録債務と支払手形の違いとして正しいものはどれですか?(答えを見る)

電子記録債務は紙の手形と同じ性格の金銭債務ですが、証書を使わず電子記録機関のデータで管理する点が異なります。