未収入金

本業以外の取引により生じた未収の債権です(備品売却代金など)。入金時に消し込みます。関連:売掛金未収収益普通預金

基本情報

未収入金の分類と使いどころ
分類資産(流動資産)
増えるとき借方(商品以外の売却代金などが後日入金になるとき)
減るとき貸方(普通預金などに入金があり、未収入金を消し込んだとき)
代表的な相手科目固定資産売却益普通預金
試験での問われ方売掛金との判別(商品かどうか)、入金時の消込仕訳

仕訳例

備品売却代金(本業外)の未収計上と入金。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
4/14 発生未収入金
後日入金の債権
20,000 固定資産売却益 20,000
4/25 入金普通預金
入金で預金が増加
20,000 未収入金 20,000

表の読み方:備品の売却は本業(商品販売)ではないため、未収の代金は売掛金ではなく未収入金(資産)で受けます。入金時は未収入金を貸方で消し込みます。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 備品売却代金20,000円が後日入金されることになりました(本業外)。発生時の仕訳は?(答えを見る)

「(借)未収入金 20,000 / (貸)固定資産売却益 20,000」です。判断順は「本業の掛売上か → それ以外の未収か」です。備品売却は本業外なので売掛金ではなく未収入金を使います。

Q2. 上の代金20,000円が普通預金に入金されました。入金時の仕訳は?(答えを見る)

「(借)普通預金 20,000 / (貸)未収入金 20,000」です。発生時に立てていた未収入金という資産を、実際の入金で消し込む処理です。ここで改めて収益を計上しないことがポイントです。

Q3. 商品を掛けで販売した代金の未収分は、未収入金と売掛金のどちらで処理しますか?(答えを見る)

売掛金です。本業の掛販売なら売掛金、本業外の未収なら未収入金、時間の経過で発生した未収収益なら未収収益、と原因で見分けます。科目名より先に「何の未収か」を確認すると迷いにくくなります。