給料

従業員へ支払う給与を費用として計上する勘定で、社会保険や源泉税との関係も押さえます。

基本情報

給料の分類と使いどころ
分類費用
増えるとき借方(給与を支給し、費用として計上したとき)
減るとき貸方(決算で当期の費用を損益勘定へ振り替えたとき)
代表的な相手科目預り金普通預金未払費用
試験での問われ方源泉税・社会保険料の天引き仕訳、期末未払計上、預り金の納付仕訳

仕訳例

支給時(源泉控除あり)・期末未払計上・預り金納付を5列仕訳で確認します。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
4/25 支給(源泉控除)給料
総支給額を費用化
200,000 現金・当座預金
手取り分の支払い
190,000
預り金
源泉税等の天引き
10,000
3/31 期末未払給料
当期の発生を計上
50,000 未払費用
翌期に支払う分
50,000
5/10 預り金の納付預り金
控除分を納付
10,000 現金・当座預金 10,000

支給時は総額を給料で費用化し、控除分は預り金(負債)として管理します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 給料支給時に源泉税を控除したらどの勘定を使う?(答えを見る)

預り金です。源泉税や社会保険料の天引き分は、あとで本人に代わって納付する他人の資金なので、負債の預り金で処理します。

Q2. 決算時に未払給料があればどう処理?(答えを見る)

(借)給料 / (貸)未払費用です。すでに発生している給料のうち未払いの分を、決算整理で費用と負債に計上します。

Q3. 預り金はどの財務諸表に表示?(答えを見る)

貸借対照表の負債(流動負債)です。他人の資金を一時的に預かっているため負債になります。