リース会計(借手)

初回認識→支払→減価償却を、利息と元本の分解と合わせて一気通貫で押さえます。

この章のゴール

  • 利用開始日の認識(資産と債務の同額計上)を説明できる
  • 期中支払を利息費用と元本返済に分解できる
  • 減価償却の考え方(定額法・使用権資産)を言える

学ぶ順番

  1. 初回認識(リース資産/リース債務
  2. 実効利子法に基づく利息×元本の分解
  3. 減価償却(資産側)と債務残高の見通し

最低限の型

手を動かすには ミニ問題H(リース) を使いましょう。

生徒:初回は同額計上と聞きますが、なぜですか。

先生:利用開始日に、使用権資産とリース債務同額で認識するからです。その後の支払は利息と元本に分け、利息は期首残高×利率で求めます。

生徒減価償却はどう扱いますか。

先生:資産側で定額法(耐用年数と契約期間の短い方)。債務は支払で減少、利息は費用になります。

関連用語集