仕入

商品を仕入れたときの費用をまとめる勘定で、売上原価に振り替えられます。

基本情報

仕入の分類と使いどころ
分類費用
増えるとき借方(商品を仕入れたとき)
減るとき貸方(返品・値引を受けたとき、または決算で売上原価へ振り替えたとき)
代表的な相手科目買掛金現金繰越商品
試験での問われ方掛仕入・現金仕入の仕訳、返品・値引の判別、期末の売上原価振替

仕訳例

仕入の増減場面(掛仕入・返品・現金仕入)を5列仕訳で整理します。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
4/05 掛仕入仕入
販売用商品の取得で費用が増加
80,000 買掛金
未払が発生(貸方)
80,000
4/08 返品仕入返品
仕入の控除で費用を減額
3,000 買掛金
債務も減少
3,000
4/15 現金仕入仕入
即時支払で費用計上
20,000 現金
現金が減少(貸方)
20,000

増える場面(掛仕入・現金仕入)と、減る場面(仕入返品)を並べています。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 商品80,000円を掛けで仕入れたときの仕訳は?(答えを見る)

(借)仕入80,000/(貸)買掛金80,000です。費用(仕入)が借方に増え、後払いの債務(買掛金)が貸方に増えます。

Q2. 期末に繰越商品へ振り替える目的は?(答えを見る)

当期に販売した分だけを売上原価に残すためです。期首+当期仕入−期末という計算で、当期に売れた分の原価だけを抜き出します。

Q3. 現金で仕入れたときの仕訳は?(答えを見る)

(借)仕入/(貸)現金です。費用(仕入)が借方に増え、支払手段(現金)が貸方で減ります。