仮払消費税

仕入や経費で支払った消費税を借方に一時的に計上する資産勘定です。仮受消費税未払消費税と合わせて押さえましょう。

基本情報

仮払消費税の分類と使いどころ
分類資産(流動資産)
増えるとき借方(課税仕入や経費の支払いで消費税を負担したとき)
減るとき貸方(決算整理で仮受消費税と相殺したとき)
代表的な相手科目仕入買掛金
試験での問われ方決算整理での仮受消費税との相殺、未払消費税への振替

仕訳例

課税仕入の仮払計上と期末の仮受消費税との相殺を5列仕訳で確認します。
日付 借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
4/12 課税仕入(本体)仕入 100,000 買掛金
税込合計で負債が増加
110,000
課税仕入(税額)仮払消費税
支払った税額は資産で管理
10,000
3/31 決算整理仮受消費税 20,000 仮払消費税
相殺してゼロへ
10,000
未払消費税
差額を負債に計上
10,000

表の見方:仕入時は本体(仕入)と税額(仮払消費税)を分けて計上し、買掛金は税込合計です。決算では仮受消費税20,000円と仮払消費税10,000円を相殺し、差額10,000円を未払消費税に計上します。

混同しやすい語との違い

試験でのよく問われ方

ミニ演習(3問・即時採点)

Q1. 仮払消費税は貸借対照表のどこ?(答えを見る)

流動資産です。決算整理で仮受消費税と相殺されるまで、一時的に資産として残ります。

Q2. 仮払消費税と仮受消費税の差額が貸方超過だった場合、どの勘定へ振り替える?(答えを見る)

未払消費税です。仮受消費税の方が多い(納付が必要な)場合にこの処理をします。

Q3. 免税取引では仮払消費税はどうなる?(答えを見る)

発生しません(税額0)。消費税がかからない取引では、そもそも税額を分ける必要がありません。