原価(げんか)
原価とは、製品やサービスを作るために消費した経営資源の価額です。費目別・部門別・製品別という3つの観点で捉える計算式型の用語で、第1問の語句・分類問題の土台になります。まずは「消費量×単価」という原価の基本の型を押さえましょう。
基本情報
| 分類 | 原価計算の中心概念(費目別・部門別・製品別の3観点で捉える) |
|---|---|
| 何を表すか | 製品・サービスを作るために消費した経営資源の価額 |
| 計算式(求め方) | 消費量 × 単価(材料費・労務費・経費のいずれも共通の型) |
| 使う場面 | 材料費・労務費・経費を求めるとき、製造原価や売上原価を積み上げるとき |
| 試験での問われ方 | 原価の定義や3要素(材料費・労務費・経費)を選ぶ第1問の語句問題 |
計算式・具体例
製品1個を作るのにかかった原価を、費目ごとに積み上げます。
| 求めるもの | 式 | 数値例 |
|---|---|---|
| 製品1個の原価 | 直接材料費 + 直接労務費 + 製造間接費 | 200円 + 600円 + 150円 = 950円 |
表の読み方:原価は「消費量×単価」という同じ型で求め、直接材料費・直接労務費・製造間接費のように費目ごとに計算した金額を合計すると、製品1個分の原価になります。この3つの内訳は、原価計算の3要素(材料費・労務費・経費)を製品にひも付けたものです。
混同しやすい語との違い
- 費目別・部門別・製品別との違い:原価そのものの定義に対し、こちらは原価を見る3つの角度を整理した用語です。
- 製造原価との違い:原価は費目や経費一般を指す広い概念、製造原価は材料費+労務費+経費に限定した製品別の集計結果です。
- 売上原価との違い:原価はまだ販売されていない製造段階の価額も含みますが、売上原価は販売に対応した原価だけを指します。
試験でのよく問われ方
- 「原価とは何か」を選ぶ定義問題(第1問)。
- 原価計算の3要素(材料費・労務費・経費)を選ぶ問題(第1問)。
- 「費目別・部門別・製品別」のどの観点の設問かを見分ける問題(第1問)。
ミニ演習(2問・即時採点)
Q1. 原価とは何を表す概念ですか?(答えを見る)
原価は製品やサービスを提供するために消費した経済的資源(材料・労務・経費など)の価額です。収益や利益とは別の概念です。
Q2. 原価計算における3要素(費目別の分類)はどれですか?(答えを見る)
原価計算の3要素は材料費・労務費・経費です。これらを起点に直接費・間接費や製造原価への集計を進めます。
関連
- ガイドで学ぶ:原価計算の基礎概念
- 関連する用語:費目別・部門別・製品別/製造原価/売上原価
- 解いて定着:第1問(用語・分類)ドリル